京つう

日記/くらし/一般  |下京区

新規登録ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by 京つう運営事務局 at

2009年09月30日

中信ビジネスフェア2009

以前にもお知らせしましたが、辻商店は今年初めて「中信ビジネスフェア」に出展いたします。

準備は着々と進んでいます。
でも、初めてなので、これでいいのか・・・少し不安もありますが・・・
私達の考えを直接お話させていただける良い機会ととらえ、あれこれと知恵を絞っているところです。

ビジネスフェアの詳細は、下のチラシまたは http://www.chushin-sc.jp/ をご覧下さい。





2日間とも会場に詰める予定です。
多くの方との出会いがあるようにと、私自身楽しみにしています。  


Posted by tsujitoku at 20:24Comments(0)お知らせ

2009年09月26日

懐紙の折り方~新しいお答え~

以前、懐紙の折り方についてご質問を受けた際、いろいろと調べましたが、なぜあのようにずらして折るのか、本当の理由はわからなかったので、私なりに理由を考えてお答えしましたが、、、、

これが本当ではないかという答えを見つけました。

「贈る心を形にかえて― 日本の折形」 山根章弘 著 によると

『「吉」に折り上げるには、自分に対して置いた紙の端か左の天から折り下げはじめます。そうすれば折り上がりは必ず「吉」になります。』

と書いてあります。

つまり、
                                          


→    



こういうことですね。

さらにこの本によれば、

『自分がいつも南面していれば、吉と陽の太陽は自分にとって左の天から出てきます。左の天は太陽です。白い太陽を貴ぶ日本人は、左の天に向かう線を「吉」として貴びます。』
と書いてあります。

著者の山根章弘さんは、折形礼法を研究、復活させた方です。
この説明を読んで胸のつかえが下りたような気がしました。

以前、私は懐紙の折方で、「和服襟合わせに準ずる」という説明をご紹介しましたが、
今回の説明のほうがぴったりしていると思うのですが、いかがでしょうか。

この本は、その他にも伝統の折形がいろいろと載っていて、大変興味深い本です。

懐紙を是非使っていただきたい、という思いから、いろいろな使い方をご紹介してきました。
まだまだ私も勉強途上、不十分なことで申し訳ありませんが、これからも更に勉強を重ね、皆さんのお役に立ちたいと思っています。
  


Posted by tsujitoku at 20:01Comments(4)懐紙活用術

2009年09月25日

辻徳懐紙~龍・花~

辻徳の懐紙、龍と花です。


これは、辻商店の蔵から出てきた菓子器です。
どうも江戸時代末期のもののようです。

この中に描かれている龍がなんともかわいらしいので、
漫画家のたまごに書き写してもらいました。








これが書き起こしてもらったイラストです。













もう一つ、菓子器の側面に描かれていた花







書き起こして、こんな風に懐紙に入れています。







これからも、新しい発見をした時には懐紙の模様になるかもしれません。
リクエストも受け付けますので、ご連絡ください。  


Posted by tsujitoku at 20:18Comments(0)辻徳

2009年09月23日

辻徳懐紙~香之図~

一昨日に続き、辻徳の懐紙のご紹介です。

今回は源氏香之図です。

香道をご存じない方にはあまりなじみがないかもしれませんので、
簡単にご説明します。

香道は、数種類の香りを嗅ぎ分ける(「聞く」といいます)ゲームのようなものです。
もちろんお香の聞き方にもお作法はありますし、お道具はいたって”みやび”なうえ、和歌や古典文学、書道の素養も求められる総合芸術です。

源氏香は5種類の香を各5包用意し、全部で25包の中から、適当に5包選び、順番に香を聞きます。
その5包の香のなかに同じものがあったと思えば、その香を横線でつなぎます。

つなぎ方は全部で52通り、それぞれに源氏物語の各帖の名前がつけられています。(”桐壷”と”夢の浮橋”はありません)

香之図は、この答えを表した図、そしてそれぞれに源氏物語の名前が付けられているわけです。
自分の答えがたとえば、「一番と三番が同じ香りで、あとは別々」だったとしたら、答えは「花の宴」です。
(ちなみに、右から1、2、と数えます)

実に優雅なお遊びです。

辻徳の懐紙に、この香之図のプリントしたものがあります。
中身は、52種類の中からランダムに詰め合わせています。
自分が買い求めた香之図の懐紙の中にどれが入っているかは、開けてみるまでのお楽しみ!

一度お試しください。
辻徳ホームページ http://www.tsujitoku.net/  


Posted by tsujitoku at 17:34Comments(0)辻徳

2009年09月22日

京都一周トレイル~伏見稲荷から蹴上へ~

晴天だった昨日、久しぶりに京都一周トレイルコースを歩いてきました。

トレイルコースの出発点、伏見稲荷まで電車で行き、トレイルの始まりです。

伏見稲荷 楼門
連休中のこと、大勢の人が参拝に訪れていました。(ニュースの原稿のような文章です。)

本殿でお参りをして、出発です。






おなじみ、千本鳥居










四辻から市内を見下ろします。
随分、登ってきたのだということがわかります。

わたしは、早くも息切れがして、
ここでエネルギー補給です。






四辻から稲荷山を降り、
民家の間を歩いている途中に、五辻の瀧があります。

木がうっそうとしていて、何か居そうな雰囲気でした。











トレイル地図の④
の案内地点まで行くと、ここは少しはわかり難いと思いました。
道なりにまっすぐ行くのかと思ったのですが、右手に降りて行く、細い、道とも思えない(失礼!)道を降りていきます。
これから行かれる方はご注意を!


   泉涌寺まで来ました。

せっかくですから、拝観してきました。
私達が特に印象に残ったのは、楊貴妃観音像です。
玄宗皇帝が楊貴妃をしのんで作らせたという観音像です。
お顔立ちの美しさは、これまでに見た仏像の中では一番ではなかったでしょうか。
うちの娘にもご利益があるよう、写真を一枚求めました。
部屋に飾って、朝な夕なに拝めば・・・



ここでも少し迷いました。
泉涌寺の門を出て、少し行くと右手に今熊野観音へ行く道があります。
ここを曲がります。

この碑の右手を降りていくと、こんな風に橋の下を通るので、わかると思います。
     




トレイル地図⑨では、右手、ガードレール沿いに上っていきます。
⑨から⑩までは住宅街で、どこを曲がればいいのか、迷ってしまうかもしれません。
私達には親切な住民の方が教えてくれました。




国道1号線の下をくぐり、いよいよ清水山です。
ここまで来るのに、結構体力を使っていたので、目の前の階段を見て、すぐに登る気にはなれませんでした。
(階段の写真も撮ればよかった)

左の写真はその階段を登って、登山口に差し掛かったところです。






清水山は高い山ではありませんが、伏見稲荷から歩き詰めだったので、かなりハードに感じました。


休み休み、やっとのことで山頂へ着きました。
ちなみに、この標識はトレイル地図18-2 からちょっと入った処に立っています。








清水山から東山山頂公園までの道です。




   粟田口へ出る点手前に、道に木が倒れ掛かっていました。
                 危ないので気をつけてくださいね。 













いよいよ山を降りて、尊勝院の境内を通って、蹴上へ、、、  

















   




今日のゴールです。

地下鉄に乗って、帰宅しましたが、へとへとでした。

でも、またもや地図をながめて、今度はどのルートを行こうかしらと思案しているところです。
  


Posted by tsujitoku at 15:14Comments(0)京都観光

2009年09月20日

辻徳の懐紙

辻徳の懐紙をご紹介します。

          紋

   
     拡大するとこんな感じです。  
     辻徳のロゴマークです。


     ビジネスマンをはじめ、男性にも持っていただける柄を・・・と製作しました。
     
男の必需品  「懐紙」
 
         
       キャンディー



キャンディーの包みのような模様です。
懐紙にしてはポップな仕上がりで、私と娘のお気に入りです。




         とり


   
     とりの絵を拡大しました。
二つ折りにしたときに裏表の右上に鳥の絵がきます。

どれも、20代の若いデザイナーの作品です。

「和」の懐紙ですが、必ずしも和にこだわらずに持てる柄を・・・と製作しました。
主にお若い方におすすめしています。

次回は、「龍」「花」の模様です。    


Posted by tsujitoku at 20:17Comments(0)辻徳

2009年09月19日

ブログのお色直しと見本市のお知らせ

ちょっとお色直しをしてみました。
どうでしょうか。
前のほうが良かった?

こういうのって、カッコヨクしたり、おしゃれにしたりするのはやはりセンスの問題ですね。
だれか助けて!!と言いたいところです。

もう少し工夫してみたいと思いますので、時々どこかが変わるかもしれません。

さて、辻徳の懐紙を紹介するつもりでしたが、画像担当から届くはずのメールが行方不明で・・・
おかげでこんな事をして遊んでいます。

さて、ついでと言ってはなんですが、もう一つお知らせです。
10月14日と15日、「中信ビジネスフェア2009」辻徳が出展することになりました。
場所は京都府総合見本市会館(パルスプラザ)です。

ただ今、準備の真っ最中!
初めての出展ですので、どうしたらいいか、、、

こっちのほうもだれか助けて!!!



  


Posted by tsujitoku at 22:09Comments(0)お知らせ

2009年09月16日

懐紙を使い始めたきっかけは・・・

私が懐紙を使い始めたのは、約10年前、お煎茶のお稽古を始めてからです。

それまで懐紙は天ぷらやお菓子の下に敷くものという認識しかなかったのですが、お稽古をはじめてから、これは結構使えるものだという事に気がつきました。

お茶のお稽古のときだけでなく、普段も持ち歩いていたい、、、と思って、入れ物を探しましたが、なかなかこれというものに出会いませんでした。

お茶席用は仰々しいうえ、その道を極めた人のようで、誤解される恐れがある、、、
といって、懐紙が丁度入るものがなかなか、、、、あるようで無い、、、

それならばいっそ作ってしまおうというのが始まりでした。

入れ物を作るのなら、いっそ懐紙も自分が使いやすい、ちょと他とは違うものを作ってみたい、、、
幸い、家は長年紙を扱ってきた会社です。

扱う紙に違いはあっても紙は紙、なんとかならないかと主人に相談して、メーカーに協力していただいて出来上がったのが抹茶入り懐紙でした。

懐紙を使うかたは良くご存知と思いますが、お茶席用の懐紙はわざと水分をはじくように作っているものが多いのです。
なぜなら、和菓子をのせた時にくっつかないように、、です。

でも、それでは食事の時や、汚れを拭き取るのには適していません。ハンカチやティッシュのように使う事もできませんから、あえて吸収の良いものにしました。

それと、もうひとつこだわったのは抹茶入りという点です。

他と違うもの、、京都らしい物、、知恵を絞って、抹茶をいれてはどうかと、メーカーにテストしてもらいました。
お茶を入れる量を何度も調整して、これ以上は無理というところまで入れた結果、ほんのりとお茶の色と香りが楽しめる懐紙が出来上がりました。
もちろん、着色料、香料は使っていません。

懐紙を使っている方にもいろいろなお考えがあると思います。
吸収の悪いほうが使えるとお考えの方がいても不思議ではありません。
その人が、どのように懐紙を使いたいか、それぞれの目的にあった懐紙をお使いになるのは当然のことでしょうから。

でも、懐紙を持つことで、自分の気持ちが違ってくるのは確かのようです
たとえば、きちんとした下着を見につけていると、洋服はブランド物の高級品でなくとも、気持ちがしゃんとして、堂々としていられるという話を聞いたことがあります。

懐紙をバッグやポケットにしのばせて、いざというときに人前で上手に使えるのであれば、自分に自信が持てるようになるのではないかと思うのです。

少なくとも私はそう思って、いつも懐紙を持っています。  


Posted by tsujitoku at 21:31Comments(0)懐紙活用術

2009年09月15日

煎茶のお稽古で

今日は煎茶のお稽古日でした。

皆伝をいただくまで、あと少し、、、
最後のお点前、献茶点前をしました。



神様にお供えするお茶ですから、気をつけなければいけないことがあります。

息がかからないようにマスクをします。

これが、懐紙で作った手作りマスクです。
懐紙の両端に穴を開けて、綿紐(なかったので、とりあえずバイアステープで代用しました。icon10

お茶を量る前に使用し、お茶を入れ終わったらはずしますが、実際は内側にもう一枚懐紙を入れて使います。
こうすれば、内側の懐紙だけ取り替えれば、何度でも使えます。

市販のマスク代わりにはならないかもしれませんが、こんな使い方もあります。
工夫次第でナンにでも使える懐紙のご紹介でした。

私と懐紙の出会いは、お煎茶のお稽古からでした。
詳しくは次回。  


Posted by tsujitoku at 23:10Comments(0)和のテイスト

2009年09月14日

懐紙入れ~綸子~

懐紙入れのご紹介です。


形は一般的ですが、綸子(ポリエステル100%)という生地で作っているのが特徴です。
つるっとした手触りと光沢が評判です。

写真の撮り方が悪いので、黒っぽく見えますが、写真の懐紙入れは藍色です。




上の藍色の懐紙入れを開いたところです。

こちらのほうが本物の色に近いです。
ポケットの生地は麻100%です。

テロテロとした生地を、一品一品手作りをしていますので、
少しゆがみがでる場合があります。
あまりひどいものは出荷しませんが、どうぞご理解ください。
色は全5色。左のサイドバーのバナーをクリックするか、こちらからお入りください。
辻徳綸子の懐紙入れのページ


この懐紙入れを作りたいと思った事が、辻徳を始めるきっかけになりました。

私と懐紙の出会いについては次回お話したいと思います。
  


Posted by tsujitoku at 23:33Comments(0)辻徳