2008年11月30日
正座について
今日の朝日新聞 be on Sunday のコラム"心体観測"に「正座」について書かれているのを読みました。
それによれば、正座が伝統文化の世界で常識とされたのは明治以降のことで、
以前は茶道でも立て膝が正式な座り方だったと書かれていました。
確かに正座は足や膝を痛めますね。若い時は苦にもならなかったのが、このごろ立ち上がるときに足に痛みを感じるようになって、困っていました。外国人の方にも正座はあまり評判が良くありません。
そういえば、裏千家のお家元があぐらでするお点前を考えられたという話を何かで耳にしました。
伝統だと思っていたものが案外歴史が浅かったり、常識も時代によって変わりますね。
そう考えれば、懐紙も今の生活様式に合った使い方をしてもいいわけです。
使いやすいように1枚ずつ折った懐紙をバッグやポケットに入れてサッと取り出す・・・これが今風と考えています。
辻徳の懐紙をどうぞお試しください。
辻徳 抹茶入懐紙のお求めはこちら http://fcchp.com/tsujitoku/
もうすぐhttp://www.tsujitoku.net に変わります。

それによれば、正座が伝統文化の世界で常識とされたのは明治以降のことで、
以前は茶道でも立て膝が正式な座り方だったと書かれていました。

確かに正座は足や膝を痛めますね。若い時は苦にもならなかったのが、このごろ立ち上がるときに足に痛みを感じるようになって、困っていました。外国人の方にも正座はあまり評判が良くありません。
そういえば、裏千家のお家元があぐらでするお点前を考えられたという話を何かで耳にしました。
伝統だと思っていたものが案外歴史が浅かったり、常識も時代によって変わりますね。
そう考えれば、懐紙も今の生活様式に合った使い方をしてもいいわけです。
使いやすいように1枚ずつ折った懐紙をバッグやポケットに入れてサッと取り出す・・・これが今風と考えています。
辻徳の懐紙をどうぞお試しください。
辻徳 抹茶入懐紙のお求めはこちら http://fcchp.com/tsujitoku/
もうすぐhttp://www.tsujitoku.net に変わります。
2008年11月28日
素敵な言葉
礼法教室でのことです。
コートのたたみ方を教えていただいて受講者が自分のコートや上着で試してみた時、
受講生の一人が、
「こうするとコートも喜びますね」
と言いました。
なるほど、礼儀とは人に対してだけではなく、物を大切に思う気持ちから生まれるものなのだと思った次第でした。
それにしてもいい言葉を聞いたな~と、心が温かくなった一日でした。
コートのたたみ方を教えていただいて受講者が自分のコートや上着で試してみた時、
受講生の一人が、
「こうするとコートも喜びますね」

なるほど、礼儀とは人に対してだけではなく、物を大切に思う気持ちから生まれるものなのだと思った次第でした。
それにしてもいい言葉を聞いたな~と、心が温かくなった一日でした。

タグ :礼儀
2008年11月17日
紅葉の里
先日、紅葉のライトアップを見に行った貴船へ行く手前に「二ノ瀬」という駅があります。
昼間、ハイキングに出かけてとった写真です。
駅から少し歩いただけでこのような風景に出会います。
駅から少し歩いただけでこのような風景に出会います。

電線が少しじゃまですが、絵のような風景でした。
このあと、民家の柿の木にサルを発見!群れで柿の実を採りに来ているようでした。
見張りのサルが大木の上で枝をゆすりながらこちらを見て大声を上げているので、
刺激しないようその場を離れました。
京都は市内から少し離れると別世界が待っています。
見張りのサルが大木の上で枝をゆすりながらこちらを見て大声を上げているので、
刺激しないようその場を離れました。
京都は市内から少し離れると別世界が待っています。
2008年11月16日
和紙処 紙友館 ますたけさん
辻徳の商品が静岡に初登場です。
というより、京都以外で常時置いていただくのは今回が初めてです。
お店は 和紙処 紙友館 ますたけさんです。
静岡駅から徒歩10分、きっと富士山も近くに見えるのでしょうね。
和紙の懐紙入れ、綸子懐紙入れ、プリント懐紙など置いてくださっています。
静岡の皆さんにも気に入っていただけますように、心から願っています。
お店の情報はこちらから
http://masutake.com/

というより、京都以外で常時置いていただくのは今回が初めてです。
お店は 和紙処 紙友館 ますたけさんです。
静岡駅から徒歩10分、きっと富士山も近くに見えるのでしょうね。
和紙の懐紙入れ、綸子懐紙入れ、プリント懐紙など置いてくださっています。
静岡の皆さんにも気に入っていただけますように、心から願っています。
お店の情報はこちらから

タグ :紙友館 ますたけ
2008年11月15日
紅葉
叡電で貴船神社に行ってきました。
途中、市原と二ノ瀬駅間は沿線がライトアップされていて
"紅葉のトンネル"
となっています。
気温が高いせいか、色づきはまだこれからといった感じですが、この区間だけ車内灯が消され、幻想的な雰囲気でした。
ここ数日暖かい日が続いているので、日が落ちてもそれほど寒さを感じません。
貴船神社へ向かう道は、川沿いの紅葉がライトアップされ、灯篭も置かれていました。


休日のこともあってか、大勢の人出でした。
もっと紅葉が色づいたらまた行こうかと思います。
帰り道、貴船から叡電貴船口まで京都バスを利用したました。
狭い道を観光バスと離合するのにハラハラしましたが、運手手さんの熟練した技に心から拍手したい気持ちでした。
ランキングへのご協力をお願いします
(よろしかったらクリックしてみてください)
途中、市原と二ノ瀬駅間は沿線がライトアップされていて


気温が高いせいか、色づきはまだこれからといった感じですが、この区間だけ車内灯が消され、幻想的な雰囲気でした。
ここ数日暖かい日が続いているので、日が落ちてもそれほど寒さを感じません。
貴船神社へ向かう道は、川沿いの紅葉がライトアップされ、灯篭も置かれていました。


休日のこともあってか、大勢の人出でした。
もっと紅葉が色づいたらまた行こうかと思います。
帰り道、貴船から叡電貴船口まで京都バスを利用したました。
狭い道を観光バスと離合するのにハラハラしましたが、運手手さんの熟練した技に心から拍手したい気持ちでした。

ランキングへのご協力をお願いします
(よろしかったらクリックしてみてください)

2008年11月06日
創作処 楽々さん
たびたび登場の「創作処 楽々」さんです。
商店街にあるのですが、目立ちにくいというお客様の声に、手作りの のぼりを作られました。
白地に赤の文字。文字もフェルトをハンドカットしています。さすがに手作りはお手のもの。

商店街にあるのですが、目立ちにくいというお客様の声に、手作りの のぼりを作られました。
白地に赤の文字。文字もフェルトをハンドカットしています。さすがに手作りはお手のもの。

のぼりを目印にお出で下さい。
2008年11月05日
ニュー万長



木々の葉も色づき始めた京都です。
西陣観光ゴールは焼肉屋 「ニュー万長」さんです。
(地図中黄色スポット地図は昨日のブログでご確認ください)
知り合いから紹介していただいて、
「とにかくいいお肉を出してくれるお店だから是非一度どうぞ」と勧めていただいて、行って来ました。
昭和のレトロな雰囲気のお店です。
愛想のいいおばさんとおじさんがキリモリしています。
おばさんがとびきりのお肉の塊を持ってきて見せてくれます。
見事な霜降り。決して焼きすぎてはいけません。
あぶる程度でいただくと、口の中でとろけるようです

その他、ミノ、手作りのお惣菜など次々に出していただきました。どれも心のこもった家庭の味がする一品です。
きっとまた行きたいお店でした。でも、残念な事にイチゲンさんお断り。
直接行ってお願いするしかないかも・・・「ブログで見ました」とか何とか・・・だめかな・・・
3回にわたってお送りした「西陣観光」、お気に入りスポットをご紹介しました。
普通の京都観光に飽き足らない人にお勧めです。
そして、お土産は是非辻徳の懐紙とあぶらとり紙を。
地図中水色スポットの楽々さんに置いています。
楽々さんについては明日またご紹介します。
2008年11月04日
こだわり京都観光 西陣編2
昨日の続きです。
大きな地図で見る
瓦を埋め込んだお寺の塀のところまで行きましたね。
そこを左に曲がりましょう。南北の通り、浄福寺通りです。
石畳の通りは新しさを感じますが、古くから西陣織の織屋さんが軒を連ねる場所でした。
近年、由緒ある町並みを保存しようと地元の方が力を合わせて保全に努めている場所です。
手前から、水墨画ギャラリー「墨彩庵」、格安ゲストハウス、織成館(織物体験ができます)、
刺繍ギャラリー(お茶がただで飲めるらしい・・・)などがあります。
墨彩館

そこから先は地図のとおりに歩いて今出川通りまで戻ります。
別に地図の線のとおりに歩かなくても構いません。
要は次のスポットまでたどりつけばどこを歩いても結構です。
京都は通りが碁盤の目のようになっていますから、どこを通っても目的の場所に着けますから。
ただ、前にも書いたとおり、この辺は織屋さんが多い場所ですから、
平日は機織の音が聞こえるかもしれません。
そんな時に「ああここは西陣なんだ」としみじみ思います。

さて、そろそろお腹が空く頃でしょう。いよいよ最後の目的地、焼肉屋さんのご紹介です。
でも今日はここまで。

大きな地図で見る
瓦を埋め込んだお寺の塀のところまで行きましたね。
そこを左に曲がりましょう。南北の通り、浄福寺通りです。
石畳の通りは新しさを感じますが、古くから西陣織の織屋さんが軒を連ねる場所でした。
近年、由緒ある町並みを保存しようと地元の方が力を合わせて保全に努めている場所です。
手前から、水墨画ギャラリー「墨彩庵」、格安ゲストハウス、織成館(織物体験ができます)、
刺繍ギャラリー(お茶がただで飲めるらしい・・・)などがあります。
墨彩館
織成館
刺繍のギャラリー(名前を忘れました。すみません)の前に咲いていた"藤袴"
そこから先は地図のとおりに歩いて今出川通りまで戻ります。
別に地図の線のとおりに歩かなくても構いません。
要は次のスポットまでたどりつけばどこを歩いても結構です。
京都は通りが碁盤の目のようになっていますから、どこを通っても目的の場所に着けますから。
ただ、前にも書いたとおり、この辺は織屋さんが多い場所ですから、
平日は機織の音が聞こえるかもしれません。
そんな時に「ああここは西陣なんだ」としみじみ思います。
さて、今出川通りから裏道を通って千本通りへ出ます。
中立売通りへ行く手前に「創作処 楽々」さんがあります。(水色スポット)
中立売通りへ行く手前に「創作処 楽々」さんがあります。(水色スポット)
このブログでも何回かご紹介しましたが、
シックでお手ごろな着物と手作りの小物のお店です。
(もちろん、辻徳の懐紙と懐紙入れもあります。)
入っていいのかな・・・と迷わずに入り口の戸をがらりと開けてお入りください。
頼りになる姉さん肌のオーナーが笑顔で迎えてくれます。
シックでお手ごろな着物と手作りの小物のお店です。
(もちろん、辻徳の懐紙と懐紙入れもあります。)
入っていいのかな・・・と迷わずに入り口の戸をがらりと開けてお入りください。
頼りになる姉さん肌のオーナーが笑顔で迎えてくれます。
さて、そろそろお腹が空く頃でしょう。いよいよ最後の目的地、焼肉屋さんのご紹介です。
でも今日はここまで。


2008年11月03日
こだわりの観光案内 西陣編
この連休、京都市内では多くの観光客がお出でになったと思います。
少し遅くなりましたが、観光案内の2回目です。
今回は西陣界隈です。
大きな地図で見る
まずは北野神社で参拝をしてから、上七軒通りを今出川通りへ向かって歩きます。ちなみに「今出川」は「いまでがわ」と読みます。
ここは花街ですから、運がよければ舞妓さんに会えるかもしれません。
同じ花街でも、祇園とは少し趣が違いますが、風情があります。

上七軒の京町屋郵便局
そこから北へ向かい通りの突き当りに千本釈迦堂(大報恩寺)があります。(青スポット)
ここは毎年12月7、8日に名物"大根炊き"が行われます。この大根を食べると中風にならないのだとか・・・
わたしもそろそろお願いに行こうかシラン
釈迦堂を出て、五辻通りを東へ、千本通りに出ます。
地図では信号を渡ったことになっていますが、実際は渡らずに左へ、つまり北へ行くと漬物の近為さんがあります。こちらも伝統を感じさせる店内です。(赤スポット

少し先の信号を渡って、東に向かいます。
お寺の塀が見えてきますが、この塀は瓦を埋め込んで作られています。私はあまり見た事が無いので、写真に撮りました。(緑スポット)
さて、今日の所はこのへんにしておきましょう。
続きはまた明日。
少し遅くなりましたが、観光案内の2回目です。
今回は西陣界隈です。
大きな地図で見る
まずは北野神社で参拝をしてから、上七軒通りを今出川通りへ向かって歩きます。ちなみに「今出川」は「いまでがわ」と読みます。
ここは花街ですから、運がよければ舞妓さんに会えるかもしれません。
同じ花街でも、祇園とは少し趣が違いますが、風情があります。
上七軒の京町屋郵便局
ここは毎年12月7、8日に名物"大根炊き"が行われます。この大根を食べると中風にならないのだとか・・・
わたしもそろそろお願いに行こうかシラン
地図では信号を渡ったことになっていますが、実際は渡らずに左へ、つまり北へ行くと漬物の近為さんがあります。こちらも伝統を感じさせる店内です。(赤スポット
少し先の信号を渡って、東に向かいます。
お寺の塀が見えてきますが、この塀は瓦を埋め込んで作られています。私はあまり見た事が無いので、写真に撮りました。(緑スポット)
さて、今日の所はこのへんにしておきましょう。
続きはまた明日。
