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2011年04月16日

懐紙の使い方講座4月

先週の土曜日に「懐紙の使い方講座」の4回目が開催されました。

今回はお茶席での懐紙の使い方です。

今回はお茶席ということで、着物で参加された方が多かったです。
若い方が一生懸命着付けてこられたのは、主催者としても嬉しく思いました。

茶道暦数十年の講師が、初心者の方に部屋の入り方から教えてくれます。
床の間の拝見の仕方、歩き方、など、初めての方はつい考えすぎて足が止まることもあります。

私も久しぶりにお茶席に入って、足がもつれそうになりました。

さて、お点前が始まって、
懐紙の使い方講座4月

お菓子が運ばれて、取り回します。
懐紙の使い方講座4月

いよいよ懐紙の登場です。
懐紙を取り出して、束にしたまま、お菓子を上に置くのですが、

私がお煎茶の先生に習ったのは、懐紙の一枚目をめくって裏を出してその上にお菓子を置くというやり方です。

今回の講師の方は、普段のお稽古ではめくらずにそのまま上に置いているということですが、自分が良いと思うほうを選んで差し支ないように思います。

裏返せばきれいな面が使える、
でも、せっかくきれいな模様が描かれているのに裏返してはもったいない、

考え方はその時々で違っても、どちらが正解ということはないでしょう。
それほどに、懐紙の使い方に決まりは無いということかもしれないので、
恐れる事はありません。

さて、この日のお菓子は長久堂さんの"花佳人"見た目にもお口にも麗しいお菓子でした。
懐紙の使い方講座4月
あらら、さっそく、、、黒文字の位置がちょっと違うような・・・
懐紙の置き方も畳に対して斜めになってますが・・・

これも初心者の会らしくて、ご愛嬌です。

お稽古ではないので、お茶席であれが違う、これが間違っているというのも、
マナー違反ですよ、と講師の方がいわれて、ちょっと気が楽になりました。

この後、参加者の中でお稽古の経験がある方に代わってお点前をしていただきました。

「もう忘れてしまっているので、・・・」と謙遜しながらも
なかなか結構なお点前でした。

始まるまでは、堅苦しくなったらどうしようと心配でしたが、
今回も楽しい会になりました。
これも講師の方と参加者の皆さんのおかげです。

次回は なななんと、「アフタヌーンティーと懐紙の使い方」(仮題)です。

イギリスの伝統、アフタヌーンティーと懐紙をどう組み合わせるのか、
今から私もドキドキ楽しみです。

 日時:5月21日(土)16時~
 場所:ウィングス京都 2F 和室
 参加費:2500円
 参加申し込み: kaishi@tsujitoku.net  電話 075(841)0765 Fax 075(354)6436
 
ご参加お待ちしています。


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金銀糸原紙と懐紙の
㈱辻商店  
〒600-8481
京都市下京区堀川通り四条下る四条堀川町271番地
TEL&FAX:075(841)0765
http://www.tsujitoku.net
kaishi@tsujitoku.net         
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Posted by tsujitoku at 21:40│Comments(0)辻徳
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