京つう

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2012年03月31日

紙は地球を救う!と、本気で思っています。

明日から新年度が始まります。

辻徳も、新スタッフを迎えてますます充実した環境になりつつあります。
まだまだ不十分なことが多く、思い悩む日々ではありますが。


さて、先日スタッフの一人から、
「辻徳(辻商店)に社訓のようなものはありますか」と聞かれ、
思い出したことがありました。

ずっと思っていたことで、以前にも書いたことがあるのですが、、、



実は、私は生まれたときから紙とは縁があります。
実家の父は私が生まれたときから(少なくとも、物心ついたときから)定年の少し前まで製紙会社に勤めていました。
そして偶然出会った夫もまた、紙の商売をしていましたし、社内起業で始めた辻徳も紙の仕事。

私の一生は紙とは切り離せないものなのかもしれません。


紙は、木や草など、植物から作られます。
石油などの限りある資源とは違って、人間の手で育てて作り出されることができる素材です。


しかも、紙は文字を書くだけでなく生活のさまざまな場面で使用されています。

家の中では襖や障子、壁紙として使われています。
紙布といって紙で作った繊維で衣服を作ることもできます。
水を入れて火にかければ鍋の代わりにもなります。(危ないですので、試す時は屋外でどうぞ)

こんなにいろいろ使えて便利なうえ、最後は土に戻ることができます。


森林の伐採などで、環境破壊のやり玉にあげられることもありますが、
計画的な伐採と植林で問題を解決することはできると思うのです。

木は私たちがこの手で作り出せる資源なのです。

その点が地面の下から掘り出すものと大きく違うところです。


人間が天に使うことを許されている資源が木であるとするなら、
それを使った紙は、私たちが大いに利用するべき道具であると言えます。


辻徳は懐紙を販売していますが、これも紙の可能性に気がついたから、といえます。
懐紙は書くことも包むことも、拭くこともできるからです。

が、懐紙にととまらず、将来、もっと紙と深くかかわる仕事に発展していけたら・・・




おおげさですが、「紙は地球を救う!」と私は本当に思っています。

これがそのまま社訓になるかはわかりませんが、
思いを共有できる人たちと仕事をしていきたい、と思う今日このごろです。




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金銀糸原紙と懐紙の
㈱辻商店  
〒600-8481
京都市下京区堀川通り四条下る四条堀川町271番地
TEL&FAX:075(841)0765
http://www.tsujitoku.net
kaishi@tsujitoku.net         
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Posted by tsujitoku at 13:28│Comments(0)思う事
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