問題な日本語

tsujitoku

2008年09月29日 22:22

急に寒くなって、夏から一足飛びに冬が迫ってきたような・・・大げさな、、、とお思いでしょうが、冷え性の身には寒さがこたえます。

ところで今、ある人に薦められて「問題な日本語」(大修館書店)という本を読んでいます。

日ごろから言葉使いには気をつけるようにはしていますが、何が正しくて何が間違っているのか、時々自信がなくなります。
他人を不快にさせないのがマナーだとしたら、言葉遣いも当然含まれると思います。

ところが、丁寧な言葉を使おうとして敬語を重ねすぎておかしな日本語になったり、そもそも敬語の使い方を知らなかったり、、、
おや???と思う場面にしばしば出会います。

知り合いの外国人に、『敬語は必要なのか?自分のまわりにいる日本人(主に学生など若い方ですが)はだれも敬語をつかっていないのに』と言われた事があります。

日本人でも使えなくなった敬語の必要性を外国人に説くのは難しいことです。とりあえず、『日本の社会で生きていこうと思うなら必要です。』としかその時は言えませんでした。

そういう私も時々、どう言葉を選んだらいいのかわからなくなる事があります。
この本は、敬語に限らず、今現在普通に話されている言葉が正しいのか間違っているのか、文法の側面と言葉の変化といった側面から検討しているところが大変興味深い本です。

思わずクスッと笑ってしまうイラストの助けもあって飽きずに読むことが出来ますし、日ごろ不安に思っていた事が解消されます。

マナーを身につけるには、言葉をみがくことも大事です。一度読んでみてはいかがでしょうか。

本の中から一つ、"まさか!"というお話をご紹介しましょう。

   「雰囲気」    これをなんと読みますか?「ふいんき」?それとも「ふんいき」?

答えは明日

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