パリ祭《男性と懐紙》
このところ、京都は大雨続きでしたが、今日は曇り空。
暑さが和らいで、先日までの猛暑と比べると過ごしやすくなっています。
そんな雨の中、昨日京都市左京区
ルイ・イカール美術館で開催されたパリ祭に行ってきました。
この催しは、美術館のとなり、
瑠璃光院の管主が50年にわたって蒐集した、
フランスの画家ルイ・イカールの作品を展示している美術館です。
ここで、学生たちの発案で昨日パリ祭が行われ、私も懐紙のお話を少しさせていただきました。
子供さんから大人まで男女も様々な方が熱心に聞いてくださって、私も話甲斐がありました。
懐紙の話・・・と聞いて、人がいなくなったらどうしようと内心心配していたのですが、結果は反対。
館内にこんなに大勢の人がいたのかと思うほど、集まって来られました。
終わってから、ある男性から、
「よかったですよ。懐紙を使えるなんて知りませんでした。」
と言っていただき、嬉しかったのですが、
「でも、あんまりどこでも話してほしくないなぁ。
人の知らないことをやって見せるのがかっこいいんんだから」
とおっしゃいました。
そうか、、、、
誰でも使うようになったら、使う価値がなくなる・・・・
男性の心理は難しいものがあるようです。
でも、辻徳としてはもっと多くの方に使ってもらいたいと思っています。
男性も持つのが当たり前になって、他の人の持っていない珍しい柄や、
使い方の自慢をするまでになったら本望です。
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金銀糸原紙と懐紙の
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