やさしい日本人
夫の母が米寿を迎え、お祝いに、温泉旅行をプレゼントしました。
雄琴温泉は夫が小学校4年生の時に家族で来て以来、、、ということですから、
約40年ぶりということになります。
もっとも夫は「記憶にない」と言いますが・・・
母と二人で温泉に入り、久しぶりにゆっくりと話をすることが出来ました。
母は記憶が少し怪しくなっていますから、話はあちらこちらに飛んだり、名前を混同したり、、、、
それでも、昔の事は良く覚えています。
推理力を働かせ、時々受け答えがチグハグになりながらも、楽しい時間でした。
2日目は、これもまた、母が女学校以来という、
琵琶湖クルージング。
そんな時からあるのかと逆にこちらが驚きました。
さて、旅行中、足の悪い母の手を取って歩いていると、いろいろな方に気遣いを頂きました。
お風呂場の脱衣場では、母のために椅子を持ってきてくれた方もいらっしゃいましたし、
船の中でも、椅子を譲っていただいたり。
娘は勉強のため時々アメリカに行きますが、お年寄りが若い人に遠慮して生きている社会だと感じるそうです。
お年寄りが大切にされる社会は幸せです。安心して自分も年を取れますから。
でも、最近の日本はそうとばかりもいかないようです。
いつから変わってしまったのでしょうね。
今ならまだ間に合う!
見知らぬ人たちの優しさにふれながら、
昔のやさしい日本を取り戻したいと思った一日でした。
でも、さて、どうすればいいんでしょうね。鳩山さん。
関連記事