「美術館」と「ごまプリン」

tsujitoku

2009年08月15日 17:09

故郷も、来る度に変わっていきます。

数年前に開館した美術館と、今年オープンしたホールへ行ってきました。

美術館では、「エカテリーナ2世の四大ディナーセット」展が開かれていました。

まあ、暇つぶしにはいいかな
でも、こんな豪華絢爛な食器を何十ダースもそろえて食事や宴会を楽しんでいた陰では・・・
きっと食べるものにも困っていた人達が大勢いたに違いないなどと、つい考えてしまいます。

続いては昨年のオープンに続いて今年新たに中劇場が加わって、
グランドオープンとなった文化交流館、
今日は何の催しもなかったので、閑散としていましたが、なかなか立派なホールです。

いろいろな催しが予定されているようで、地方にいても質の高い演奏や公演を体験できることは、そこに住んでいる人にとってもよいことなのでしょう。

問題は、いかにしてそれを維持していくか。
立派なホールを造っても、財政難で存続が危ぶまれている地方の劇場が少なくないと聞いたことがありますので・・・・
ここは大丈夫なのでしょうか。気になってしまいます。

家族のお土産にごまプリンを買ってきました。



なんとういうことはない、地方によくあるお菓子屋さん・・・といった店構えですが、ここのごまプリンは絶品です。

日持ちがしないので、発送は一切行わないとのこと、ここへ来なければ食べられません。

今時こんなに真っ正直に、本物であることを守り続けているお菓子屋さん、こんな人こそ大事にしたい故郷の宝のような気がします。

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