懐紙の使い方講座〜同志社大学で
懐紙の使い方講座を始めてから、一年半が経ちました。
おかげさまで、あちらこちらから声がかかるようになり、
後藤先生だけでなく、私も講座を行う機会が増えてきました。
一昨日、同志社大学のサマープログラムに参加されている外国人学生のために、
懐紙の講座をしました。。
大学の短期プログラムで来日している学生さんたちです。
全米、各地の大学で日本語を学んでいる方たちですので、言葉はすべて日本語、、、
英語禁止の講座なので、お引き受けしました。
相手が外国人であろうとなかろうと、いつもの通りにお話させてもらったのですが、
わかったかな???
という心配をよそに、とても興味を持って聞いていただきました。
いつもと違うのは、紙の歴史から話したこと。
日本人の暮らしに紙がいつからどのように使われてきたのか、
ほんのサワリ程度ですが、地図を作って説明しました。
それと、包むということの意味についても。
言葉を学ぶということは、単に文法や単語を学ぶだけではありません。
その背景にある文化や歴史を知らなければ理解できないことも多いはずです。
「外国人だから・・・」
「どうせわかってもらえないから、・・・」
とは思わず、伝える努力が必要だと常々感じています。
昨日、私の話を聞いてくれた学生さんが、全部理解くれたかどうかはわかりませんが、
日本語を学んでいくうえで、後々思い出してもらえることがあれば、
私もお話しした甲斐があります。
これから、こういった機会を増やしていけたら、懐紙はグローバルになるかもしれません。
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