京つう

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2015年01月13日

懐紙の持ち方

ブログの読者からメールをいただきました。

振り袖や留袖など、和服の礼装の場合、懐紙はどこへ入れたらいいのでしょうか、という質問でした。


普段の生活で懐紙を使うときの決まりごとはないと考えています。
あるとすれば、吉・凶の折り方ぐらいで、持ち方についてきまりはありません。

ですので、これまで私が実際に経験したことからお伝えしたいと思います。


まず、和装のときに懐紙をどこに入れるか、ということですが、
私は着物の胸元、帯のお太鼓の中、懐紙入れにいれてバッグの中、
このいずれかにしています。

ですが、それぞれ良い点と困った点があります。


 〈胸元に入れた場合〉

  ・利点   
   使いたい時にすぐに使える。
   この場合は懐紙入れに入れずに直接入れます。
   お点前をする時や食事のときなどはこの方がすぐに使えて便利です。

  ・問題点 
   色・柄のある懐紙の場合、着物や襦袢に色が移ってしまう場合があります。
   (現在の辻徳の懐紙はそういう心配はあまりないとは思いますが。)
   また、長時間胸元に入れていると、懐紙が汗でしっとりとしてきます。

 〈お太鼓に入れた場合〉

 ・利点  
   取り出しやすさは胸元の次に良いです。私は懐紙入れに入れてお太鼓に入れます。
   懐紙入れの置き場所がない場合など、とっさにしまうには便利です。

 ・問題点 
   動き回った時にうっかり落とさないか心配です。
   横から見えてしまう点も減点です。

 〈バッグ入れた場合〉

 ・利点  
  懐紙のもち歩き方としては大変スマートです。

 ・問題点 
  使いたい時にすぐに使えないことがあります。

 以上の点をふまえて、その時々でその場に合った持ち方を選んではどうでしょうか。
 なお、胸元に懐紙を入れる場合は、懐紙が見えないように深く入れたほうがいいでしょう。
 礼装の場合は特に気を付けてください。
 
 以上、私の経験からお伝えしました。

 参考になれば幸いです。



゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.

金銀糸原紙と懐紙の
㈱辻商店  
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