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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年02月21日

懐紙の使い方 懐石料理店で

ブログ読者の方から質問がありました。ICON64

同じような疑問をお持ちの方も多いと思いましたので、ご本人に許可をいただいて以下にその内容をご紹介します。


ご質問
目上の方と懐石料理を食べに行く機会があります。懐紙を持っていこうと思っていますが、目上の方が懐紙を持っていなかった場合は、目下の私だけが懐紙を使うのは失礼にあたりますでしょうか。その場合は、懐紙を使う事を控えるべきでしょうか。
また、懐紙を使ってお椀や湯のみについて汚れ(口紅や油汚れ)をとる場合は、懐紙で直接器を拭いてよいのでしょうか。高級な器を使っている場合に傷などが逆につかないか心配です。

お答え
目上の方との御食事で、懐紙を使ってもかまわないかどうかお悩みのようですが、まったく構いません。
むしろ懐紙をお持ちになる事で、きちんとした印象を与える事になると思います。必要だと思った時にさりげなく使われるのがいいと思います。

 辻徳ブログの「懐紙活用術」を見ていただければ具体的にどういった時につかうかもある程度ご理解いただけるものと思いますが、あまり堅苦しく考えずにお使いください。昔はティッシュペーパーだったわけですから。

 お椀やお湯のみについた口紅を懐紙でふき取ってもかまわないかというご質問にお答えしたいと思います。
高級な料理店で使われている塗りの器は、普段から微温湯や米のとぎ汁で洗ったり、手入れには相当気を遣っていることと思います。口紅がついてしまって見苦しいと思うのなら、なるべく傷がつかないよう、そっと拭き取っていただきたいと思います。

 ですが、口紅が器につくのは、たとえ拭き取ったとしても見ているほうにはあまり気持ちのいいものではありません。食事に行く事がわかっている場合はあらかじめ落ちにくい口紅を使用したり、なるべく色の薄いものを使い、食器に口紅がつかないよう気をつけたいものです。


マナーの専門家ではありませんが、私はこのようにしています。
参考になれば幸いです。ICON61

  


Posted by tsujitoku at 09:53Comments(0)懐紙活用術