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Posted by 京つう運営事務局 at

2008年09月09日

重陽の節句

今日は9月9日。何の日かご存知の方は少ないように思います。

そう、今日は重陽の節句。五節句のひとつです。別名「菊の節句」とも言われています。

この日、夜の内に菊の花の上に真綿を"着せて"、菊の花の香りと露がうつった真綿で身を清めたりしたようです。
また、お酒に菊の花を浸した菊酒を飲んだりもします。いずれも今はあまり行われていない風習ですね。

 今日、お煎茶のお稽古に行ったら、床の間に綿を着せた菊の花が活けてありました。





きちんと季節の慣わしを教えてくださる先生に感謝したいと思います。



他の節句と同様に本来陰暦で行われていましたので、現在のカレンダーでは10月末から11月頃に行われていた事になります。"菊"も"露"も、そのころなら相応しい気がしますね。重陽の節句の頃は衣替えもしていたようですから、やはりもう少し後、秋が深まったほうが実感があるかも知れません。重陽の節句が今では行われなくなってしまった理由もそのへんにあるようです。

でも、こういったことはやはり伝えていきたいですね。今日はもう終わってしまいますが、来年こそは、、、菊の花の露は無理でも菊酒なら喜んで・・・・・face05

  
タグ :重陽


Posted by tsujitoku at 21:37Comments(0)季節のお便り