京つう

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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年12月22日

お煎茶の会

いよいよ自宅での出張稽古です。

先に到着された先生に、お席の位置や盛り物をなおしてもらい、お稽古仲間の皆さんをお迎えして始まりました。




先生にいただいたものや、我が家の蔵から出てきたお道具、
それに急遽買い求めた〝炉先”です。

ありあわせにしてはなかなか、、、と自画自賛。





クリスマスツリーのようなお菓子。
先生のお持たせです。

和菓子は季節を感じさせてくれて、いつも今日はどんなお菓子?
と楽しみです。


今日使用したお茶碗。
「九谷」と書かれています。
ちょっと古いもののようですが、いつのものかはわかりません。

中国の風景画描かれています。
お茶碗の外側下の部分が八角形になっていて、おしゃれです。
(写真はお盆に伏せた状態です。)

私のお気に入りの一つです。



いろいろと準備が大変でしたが、道具を何にしようか、棚には何を飾ろうか、お花は・・・などと考えている時間がとてもうきうきとした、楽しい時間でした。

遠路はるばるお越しくださった先生やお仲間の皆さんに感謝感謝でした。
  


Posted by tsujitoku at 21:27Comments(0)和のテイスト

2009年12月05日

お茶をおいしく淹れるには

お煎茶を習っているのに、家で淹れるお茶はなぜか美味しくない・・・と以前から思っていました。

良いお茶の葉を選び、お湯の温度に気をつけ、間をおいて淹れてもお稽古のときのように美味しくないのはなぜ???

原因はこれでした。


急須の中にあらかじめセットしてある茶漉しです。

これがあると、少しのお湯を入れたときには茶葉が十分に湯に浸されず、旨みが出ません。
たくさんお湯を使うと、これもまた薄いお茶になってしまいます。

こんなことに今まで気がつかなかった、、、
情けない、、、

いえ、気がついていても後のことを考えると面倒くさいのでついつい、、、
といったところでしょうか。

試しに網を取ってお茶を淹れてみたら、あら、お稽古で呑むお茶の味に近いような、、、

湯飲みに茶葉が少し入りますが、茶柱が立ったり、このほうがお茶らしいと感じるようになりました。
茶漉し付きの急須をお使いの方は一度お試しください。face01
  


Posted by tsujitoku at 21:49Comments(0)和のテイスト

2009年12月01日

はやと瓜

今日のお煎茶のお稽古での盛り物です。




左から、パイナップル、スィーティー、はやと瓜、柚子、葡萄、葉つきみかん


はやと瓜は、以前にも見たのですが、すっかり名前を忘れていて、先生に尋ねました。
夏の野菜だそうで、食べられるということです。

先生は、たまたま何処かの展示即売会で見つけたのを取っておかれたそうですが、
形の良い果菜なので、盛り物に時々使われるようです。

それにしても、パイナップルの葉の見事な事・・・face02
存在感があります。
  


Posted by tsujitoku at 21:57Comments(0)和のテイスト

2009年11月19日

お茶のお稽古で、先生が活けたお花をもらってきました。

まねをして、家でありあわせの花器に活けて見ました。



壁に影が写って二重に見えてしまいましたが、、、

なかなか思うようにはいきません。
でも、これからは私も庭に山野草を植えて季節の花を楽しもうと思っています。

もうすぐ庭の椿が咲きそうです。
  


Posted by tsujitoku at 22:08Comments(0)和のテイスト

2009年10月18日

お煎茶の会

毎年秋に行われている、二条流のお煎茶会〝雅悠会”に行ってきました。

玉露席と煎茶席の二席とお点心をいただきました。

暑くもなく、寒くもなく、お天気も上々、お茶会日和でした。



玉露席の床の間。



















同じく玉露席のお点前座ですが、ちょうど入れ替えで、お道具が整っていないのが少し残念です。
手前の盛り物のざくろがとても大きいので、驚きました。















お点心席の盛り物です。
大きな果物は花梨でしょうか。


















煎茶席の床の間です。
掛け軸の字は「悠然」だそうです。

私も、いつも悠然としていられたら・・・
まだまだですね・・・

  


Posted by tsujitoku at 22:32Comments(0)和のテイスト

2009年10月07日

百事如意

煎茶のお稽古でした。

今日の床の間の盛り物の雅題は「百事如意」


百合(根)、柿、霊芝の組み合わせが「百事如意」です。


「雅題」というのは、「画題」からきています。
盛り物の題名に文人画の題名を当てたことによるということです。

もう一つ、違い棚には珍しい花が飾られていました。



サツマイモの花です。
良く食べるのに、花は知りませんでした。

町内の芋ほりに行った際に抜いた茎を水につけておいたら、花が咲いたそうです。
先生の飾り物の工夫の仕方にはいつも感心します。
わたしなら、芋の茎なんて捨ててしまうところですが、
何でも大切に取っておいて、育てて使うところは見習いたいと、常々思っています。
  


Posted by tsujitoku at 21:35Comments(0)和のテイスト

2009年09月15日

煎茶のお稽古で

今日は煎茶のお稽古日でした。

皆伝をいただくまで、あと少し、、、
最後のお点前、献茶点前をしました。



神様にお供えするお茶ですから、気をつけなければいけないことがあります。

息がかからないようにマスクをします。

これが、懐紙で作った手作りマスクです。
懐紙の両端に穴を開けて、綿紐(なかったので、とりあえずバイアステープで代用しました。icon10

お茶を量る前に使用し、お茶を入れ終わったらはずしますが、実際は内側にもう一枚懐紙を入れて使います。
こうすれば、内側の懐紙だけ取り替えれば、何度でも使えます。

市販のマスク代わりにはならないかもしれませんが、こんな使い方もあります。
工夫次第でナンにでも使える懐紙のご紹介でした。

私と懐紙の出会いは、お煎茶のお稽古からでした。
詳しくは次回。  


Posted by tsujitoku at 23:10Comments(0)和のテイスト

2009年09月06日

京都国際会館で

暑い!!!夏が舞い戻ってきたようなこの頃、着物を来て香席のお手伝いに行ってきました。

何もわからない私でも手伝える事があるからと言われ、、これも勉強と、何も知らないが故の恐いもの知らずで出かけてきました。

香席の他にも煎茶席が設けられ、他の流派のお点前にしばし見入ってました。


国際会議とあって、お客様の大半は外国人です。
うけたのが、名前をカタカナで縦に書くこと

一人の人にしてあげたら、私も私もと言うので、名札のあいた所に書いてあげました。
皆さんがお香を楽しんでいらっしゃるのを写真に撮ろうと思いましたが、そんな暇もなく応対していました。

日本人でも、まだまだ知らない人が多い「香道」ですが、ゲーム感覚で楽しめて、その上、書道や文学の知識も必要ですし、
総合芸術といわれる所以ですね。

私ももっと勉強しなくちゃICON161  


Posted by tsujitoku at 23:22Comments(0)和のテイスト

2009年09月01日

盛り物

今日はお茶のお稽古。

なんともかわいらしいスイカが違い棚に飾られていました。


先生が庭に捨てた種が芽を出して、こんなかわいらしいスイカになったそうです。
今度すいかを食べた時にやってみようかしら、、、

さて、今日のお点前は逆冷煎点前


気が付けばもう9月・・・
今年の冷煎は今日がお仕舞いです。

仕上げのつもりが、うっかりして一煎目を入れた後ですぐに二煎目をつくるのを忘れてしまいました。

また来年、やり直し・・・


写真を撮るのを忘れましたが、お菓子は重陽の節句にちなんで、「菊の花」のお菓子でした。
目にも口にもおいしいお菓子でした。ホホ  


Posted by tsujitoku at 20:02Comments(0)和のテイスト

2009年08月23日

煎茶道「第44回夏期大学」~雅楽の調べ~

秋の気配を感じる今日この頃、やっと暑さが収まった・・・
というよりは「もう秋?」と言いたくなる今年の気候です。

今日、「第44回 夏期大学」が奈良で開催されました。
この催し、全日本煎茶道連盟が毎年いろいろな都市で開催しています。

私が参加したのは今回が初めてです。
歳はとっていても、この道ではまだまだ弱輩者ですので少々気がひけましたが、誘われて参加する事にしました。

写真は、午後の第二講で披露された舞楽の一こまです。


演じているのは、天理大学雅楽部の皆さんです。
丁寧な解説のおかげで、勉強になりました。

特に、拍手のタイミング!
これまで何度か舞楽を鑑賞する機会がありましたが、どこで拍手をしていいものやら、観客もとまどって、ナンだか間の悪い拍手になってしまったことがありましたが、
これからは大丈夫!・・・?

コンサートマスター(今日はミストレスだったように思いました)が礼をしたら終わり、、これはわかり易い。
または箏の音が曲の最後だとか、、、
こちらはかなり慣れた人でないと間違いそうです。

このあとの第三講、「万葉の花」のお話も大変興味深いものでした。
中でも私が印象に残ったのは「紅花炭」のお話です。
文字通り紅花で作られた炭だそうですが、どんな炭なのでしょう。
講師の方もまだ見たことがないようです。

会場の外では煎茶道具も販売されていました。
掘り出し物の一品を見つけ、大満足の一日でした。
  


Posted by tsujitoku at 20:43Comments(0)和のテイスト